Risogragh
−リソグラフ−
リソグラフ とは?
リソグラフ (RISOGRAPH) とは理想科学工業が販売している事務用の高速デジタル印刷機です。ガリ版などの“孔版印刷”の原理が用いられています。
色ごとに"版"を作成するため、単色にてプリントまたは複数のインクを重ねて混ぜることで原画の色合いを再現します。
その仕上がりには独特の風合いや味があり、雰囲気のある仕上がりが魅力。
MOLE FACTORYでは現在、インクカラーを9色ご用意しています
インクの種類:
ブラック・蛍光ピンク・イエロー・アクアブルー・ブライトレッド・ミディアムブルー・グリーン・パープル・ティールグリーン・ゴールド
原稿・データの作成方法
Illustrator /Photoshop / JPEG / PDF
上記のデータ形式で入稿できます。Adobe以外のソフトを使用してデータ作成する場合も上記の形式で保存をお願いします。
データで入稿の場合
下記のデータ形式で入稿できます。「PowerPoint」や「CLIP STUDIO」などAdobe以外のソフトを使用してデータ作成する場合も下記の形式で保存をお願いします。
2色以上の多色刷りの場合は色ごとに版を分ける(分版)必要があります。
アナログ原稿で入稿の場合
手書きのイラストや写真、コラージュ作品などから作成することも可能です。
一度で店頭にてご相談いただくか、メールなどからご相談いただけますので
お気軽にお問い合わせ下さい。
分版をご依頼いただく場合
お客様で版分けが難しい場合、当店で色ごとに版を分ける作業も承っています。ご希望通りには分版できない場合もありますので、事前に原稿やデータを確認させていただきます。ご依頼・ご相談は下記のメールより内容やイメージを添付の上お送りください。
〈リソグラフの特徴について〉
「版ズレ」が起きます
1~2mm程度の刷り位置のズレがランダムに生じます。そのため多色になるほど版ズレが目立ちやすくなリます。レイアウトの際ご注意ください。
「色ムラ」や「カスれ」が出ます
リソグラフ印刷のインクは半水性。その為インクが均一に乗らずにムラが出たりカスれることがあります。刷り具合も1枚ずつ微妙に変わりますので、同一の仕上がりとなりません。
色落ちします
インクが乾いても完全には紙に定着しません。そのため濃度が高い部分はインクが手に付いたり重ねた紙に付くことがあります。
「ローラー跡」などがつくことも
リソグラフでは一度の印刷で2色までしかインクが使用できません。
(3色刷り以上はその都度カラードラムを交換して重ねて印刷します)
ベタ面(100%濃度)での印刷ができません
インクベタ(100%濃度)の面積が広いと、用紙が印刷機に付着して剥がれなくなることがあります。インク濃度についてはご相談する場合があるので、予めご了承ください。
原稿・元データより荒くなります
印刷は網点表現(写真などの濃淡を規則的に並んだドットで表現)となるため、精細な印刷(特に写真など)は完全には再現できません。
たくさんのカラーを用いての印刷は難しいですが、色の重ね方やスレ感、滲みなど、印刷実験を重ねることで独自の味わいが作り出すことができる、手作り要素も楽しめる印刷方法です。
お店を経営されている方やイベントを主催されている方々は勿論ですが
「自分で書いた出版物、冊子を作りたい!」
という個人の方にもぜひ利用していただきたいです。